10月になり、いろいろな病院でインフルエンザワクチンの接種を受け付け始めましたね。
私も早く打ちたいのですが、ワクチンで発症をどれくらい抑えられるのでしょうか?
また、インフルエンザウイルスは、A型とB型でどう違うのでしょうか?
というわけで、ちょっと怖いですが、インフルエンザウイルスにインタビューしてきます!
ワンシーズンに2度かかる?
左:A型 / 右:B型
(必要以上に近づかないようにしよう……。)
まず、お二人の違いから教えてください。
キキッ!
まずね、オレたちインフルエンザウイルスA型は、同じA型でも100種類以上いるんだぜ。
変異しやすいの、すごいだろ?
だから、一度A型にかかっても、ワンシーズンでほかのA型のヤツにかかるかもしれないんだよ。
え~~怖い!
B型はそんなに種類はないから、ワンシーズンに2回かかることはあまりないのだ……。無念。
ほっ。
B型
(あ、B型に2回かかることはないと言ったけど、A型とB型、両方にかかることはあるからね?)
流行のピーク
それぞれ、流行のピークはあるんでしょうか?
A型のほうが先だぜ!
12月頃からと言われているけれど、ここ数年は10月、早いと9月にかかっている人間もいるらしいんだってさ。
B型はわりと遅くて、2月から3月頃がピークだと言われているのだ。
でも、最近は一緒に流行することも多いんだよ。
ということは、ほぼ半年インフルエンザに警戒しないといけない!?
B型
(ニヤリ)
ワクチン接種の効果
とはいえ、恐がってばっかりいられないですね。
日常的な手洗い、うがいと、ワクチン接種でなるべく予防したいところです。
B型
(ギクッ)
あなた方に聞くのも変な話ですが、ワクチンの効果はいつから現れるんでしょうか?
……。(聞く相手おかしいぜ)
接種してから2週間程度で効果が出るってよ。
そんでもって、5カ月程度の効果が持続するんだってさ。
なるほど。じゃあ早いうちに打っておいたほうが良さそうですね。
万が一インフルエンザに感染しても、ワクチンを接種していた場合、発病を抑えたり、重症化を防いだりするという効果があります。
また、13歳以下の子どもは2回の接種が推奨されているようです。
1回目の接種時に12歳で、2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行えます。
(参照元:厚生労働省のWEBサイト)
まとめ
種類 | 流行のピーク | |
A型 | 多い | 12月頃 |
B型 | 少ない | 2月頃 |
違いがわかって良かった~!
では、このあとさっそくワクチン接種に行って来ます。
B型
いつでもチャンスを狙っているよ。
(こわっ)
ありがとうございました。