
まだまだ寒いですが、暖かい日も出てきましたね。
春先までコートの出番は続きそうですが、コートにも色々な種類があって迷ってしまいます。
よく「トレンチコート」と「チェスターコート」を耳にしますが、どう違うのでしょうか?


というわけで、両者の違いをインタビューしてきます!
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トレンチコートとチェスターコートの違い

左:トレンチコート / 右:チェスターコート

さっそくですが、トレンチコートとチェスターコートの違いについて教えていただけますか?

まず、トレンチコートは元々軍用コートとして生まれたもの。
特徴は、ダブルブレストの前ボタン、ウエストのベルト、そして肩にあるエポーレット(肩章)ね。
それに、防風・防水性の高い生地が使われているから、実用性もばっちり。
カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるわね。


おしゃれで実用性も高いなんて良いですね!

それに対してチェスターコートは、もともと19世紀の英国貴族が着ていたフォーマルコートがルーツであります。
その形状は誠にシンプルなシングルブレストが主流をなし、洗練されたシルエットを有するのが特徴にございます。
丈は膝くらいまでのものが多く、まるでジャケットの延長とも申せましょうな。
まさしくクラシックかつエレガントなる風情にございますな。


なるほど!
トレンチコートは軍服っぽいカッコよさ、チェスターコートは上品で大人っぽい感じなんですね。
それぞれの着こなし方

では、具体的にどう着こなすのがオススメでしょうか?

トレンチコートは、どんなスタイルにも合わせやすいのが魅力。
でも、ベルトを締めるかどうかで印象が変わるの。
例えば、ベルトをきゅっと締めるとウエストが強調されて女性らしいシルエットになるし、あえてラフに開けるとこなれ感が出るわね。
それと、ロング丈なら大人っぽく、ショート丈ならカジュアルにも使えるから、シーンに合わせて選ぶのがポイントよ。

チェスターコートは、とにかくシンプルに着るのがカギにございます。
コート自体がエレガントなデザインですゆえ、インナーやボトムスもスリムなシルエットにするといっそう洗練された趣となりましょうぞ。
例えば、細身のパンツやタイトスカートと合わせると、縦のラインが強調されてスタイルアップ効果もあるというもの。
それに、最近はオーバーサイズのチェスターコートも人気なので、あえてカジュアルなデニムやスニーカーと合わせてもおしゃれな装いとなることでございましょう。

それぞれの良さを活かす着こなしが大事なんですね!
どっちにしようか迷っちゃう…。
コート選びで失敗しないコツ

実際のコート選びで失敗しないコツはありますか?

失敗しがちなポイントと、回避方法をまとめてみたわよ!
失敗しがちなポイント | 回避方法 |
サイズが合わない | インナーを考えて試着、肩や腕に余裕をもたせる |
丈が合わない | 低身長なら膝丈、高身長ならマキシ丈を選んでみる |
素材が安っぽい | ウール混 or しっかりした裏地つきのものを選ぶ |
カラーが合わせづらい | まずはベーシックカラー(ベージュ・ネイビー・グレー)、その後にトレンドカラーを追加 |
デザインが派手すぎる | シンプルで長く着られるものを選ぶ |
丈について補足

コートの裾が脚のどこにくるかをチェック!
「ひざ or ふくらはぎの細い部分を見せる」 のがコツよ。
素材について補足

ウールやカシミヤ混のコートを選ぶと高見えで暖かいですが、お値段のことも考えますと、「安くても高見えする」なら ウール50%以上のものか、ポリエステルでも裏地がしっかりしているものを選ぶと良いですな。
デザインについて補足

流行を取り入れたいなら、インナーや小物で調節すると良いわね。

たくさんのアドバイスありがとうございます。
迷ったらシンプルなものを選ぼうと思います。
まとめ
雰囲気 | 着こなしのポイント | |
トレンチコート | 機能的、カジュアルからフォーマルまで幅広く使える | ベルトの使い方 |
チェスターコート | フォーマルコートがルーツで、エレガントな印象 | シンプル&スリムなシルエット |

違いがわかって良かった~!
試着もしつつ、じっくり考えて決めようと思います。

チェスターコート
ぜひ、自分にぴったりの一枚を見つけてくださいね!

ありがとうございました!