トナカイとシカの違い3選【見た目、生息地、生態】

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トナカイとシカ 生き物
マイ子
マイ子

もうすぐクリスマス。

クリスマスと言えばサンタクロース、サンタクロースと言えばトナカイ……とイメージが沸きますが、トナカイってシカと似ていますよね。

トナカイとシカの違いって何でしょうか?

トナカイとシカ
マイ子
マイ子

というわけで、両者の違いをインタビューしてきます!

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見た目の違い

トナカイとシカ

左:トナカイ / 右:シカ

マイ子
マイ子

まずは、見た目の違いから教えていただけますか?

トナカイ基本情報:シカ科トナカイ属(1種のみ)
トナカイ
トナカイ

見た目の特徴で一番注目すべきは、角だね!

シカの仲間だから角が生えているわけだけど、なんとオスもメスも角を持っているんだよ!

トナカイ
トナカイ
マイ子
マイ子

オス、メス、どちらにも角があるなんて知りませんでした!

トナカイ
トナカイ

ただ、生え変わる時期はオスとメスで違うよ。

オスは春に生えたものが秋~冬に抜けて、メスは冬に生えたものが春~夏に抜けるっていう違いがあるんだ。

シカ基本情報:シカ科シカ属(18種いるので、この記事ではニホンジカについて触れます)
シカ
シカ

逆に、シカは基本的にオスだけが角を持っております

毎年3月頃に生え変わりますよ。

シカ オス
シカ オス
シカ メス
シカ メス

角以外の見た目の違い

マイ子
マイ子

ちなみに角以外に見た目の違いはありますか?

トナカイ
トナカイ

体長、体重、体毛、蹄(ひづめ)についてまとめてみたよ!

体長(cm)体重(kg)体毛蹄(ひづめ)
トナカイ160-220120-180夏:褐色
冬:灰色がかった色合い
シカより大きい
シカ90-19050-130夏:褐色に白い斑点
冬:灰色がかった色合い
トナカイ
トナカイ

補足すると、冬の体毛はふわふわしていて、寒い地域にぴったりな防寒仕様になっているんだ。

蹄がシカより大きいのは、雪の上でも歩きやすくするためだよ。

シカ
シカ

シカはトナカイより小柄ですが、夏に体毛に現れる白い斑点が特徴的だと言えます。

マイ子
マイ子

トナカイは寒い地域で生活するための特徴が色々あるんですね。

シカの白い斑点も特徴的ですよね。

生息地の違い

マイ子
マイ子

それでは、生息地についてはどうでしょう?

トナカイ
トナカイ

生息地は北極圏を中心に、北欧やカナダ、ロシアの寒冷地帯などに広がっているよ。

広大なツンドラ地帯で群れを作って暮らすんだけど、冬の間は群れが大きくなって、数百匹のトナカイが集まることもあるんだよ。

春と秋に群れを作って大移動するよ。

マイ子
マイ子

まさに、北の大地の冒険者たちですね!

シカ
シカ

シカ(ニホンジカ)は、日本中の広い範囲で姿を見ることができます。

山間部や森林に生息することが多いものの、最近では都市近郊にも姿を現すことが増えました

森林で草や木の葉を食べ、自然の中で静かに暮らす一方、近年では食糧を求めて人間の生活圏にも現れることもございます。

マイ子
マイ子

道路での目撃情報なんかもありますよね。

生態の違い

マイ子
マイ子

最後に、生態に違いがあれば教えてください。

トナカイ
トナカイ

トナカイは基本的には主にコケやシダ、低木の葉っぱを食べることが多いけれど、昆虫も食べるから雑食動物なんだ。

厳しい寒さの中でも、氷や雪の下に隠れた植物を見つけ出して食べるよ。

ちなみに冒頭で言ったオス、メス関係なく角があるのは、冬にコケを食べるとき、地面を掘り起こすためと言われているよ。

マイ子
マイ子

環境にしっかり適応しているんですね。

シカ
シカ

シカは草食動物なので、主に草や木の葉、果実を食べますが、冬になると、雪に覆われた地面から木の皮や冬芽を食べることもございます。

昼間は森林や草地で静かに過ごし、夜になると活発に動き出します。

また、シカもトナカイ同様、群れを作って生活することが多いです。

性格は臆病なのが基本スタンスですが、秋の繁殖期には、オスがメスを巡って争ったり、出産後のメスは気性が荒くなったりします。

マイ子
マイ子

群れで暮らすところは似ていますね。

まとめ

見た目生息地生態
トナカイオス、メス両方に角北極圏
ヨーロッパの寒冷地
雑食
シカオスのみ角日本の森林草食
マイ子
マイ子

違いがわかって良かった~!

トナカイ<br>シカ
トナカイ
シカ

普段見ることはないと思うけれど、見る機会があったら見比べてみてね。

マイ子
マイ子

ありがとうございました!

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