昨日の夜、ムササビが木から木へ飛んでいるのを見かけました。
それともモモンガだったのかな……?
「飛べる、リスみたいな動物」という認識なので違いがわかりません。
というわけで、森に行ってインタビューしてきます!
見た目の特徴
左:モモンガ / 右:ムササビ
ん?リスとネコのインタビューでしたっけ?
いや、ごめんね、これは中の人の画力のなさだね。
アタイの写真はこれよぅ。
オイラの写真はこれ。
(中の人……?)
こうして写真を見ると、全然違いますね。
でしょ。同じなのは
・リス科
・夜行性
・雑食
なところで、あとは違うよ!
じゃあ、見た目の違いから説明するね!
たくさんあるから表にしたよ。
体全体 | 目 | しっぽ | 皮膜 | 白門 | |
モモンガ | ハンカチくらい | 大きい | 平たい | 小さい | ない |
ムササビ | 座布団くらい | 小さい | 太い・長い | 大きい | ある |
顔だけじゃなくて、体の大きさからして違うんですね。
ところで、白門って何でしょうか?
白門は、頬の横にある白い模様のことだよ。
これはオイラにしかないんだ。
その部分なんですね!
あと、皮膜の大きさも違うようですが、飛び方にも違いが出てくるんでしょうか?
その通り!オイラたちは皮膜が大きいから、モモンガよりも長く飛べるよ。
100メートルくらい飛べる仲間もいるってよ。
いいなぁ。アタイたちは20~30メートルくらいなんだ。
まぁまぁ。鳥じゃないのに飛べるだけでも十分すごいですよ!
暮らし方
見た目以外に違いはありますか?
アタイたちモモンガは、たま~に人里近くで暮らしている子もいるけど、基本的には山で暮らしているよ。
日本だけじゃなくて、世界中にいるみたい。
何匹かで巣穴の中で集団生活しているよ。
オイラたちムササビも、山で暮らしていることが多いけれど、低地でも暮らせるよ。
外国にはいなくて、日本にだけ住んでいるんだ。
行動は単独行動だね。
あ、じゃあ私が見たのは住宅街だったから、ムササビだったのかも。
ペットとして飼える?
お二人とも、可愛らしいので飼いたい人もいそうですが、
人間と暮らすことはできるんでしょうか?
モモンガは、種類によるねぇ。
アタイ(冒頭の写真)のようなモモンガはエゾモモンガといって、日本固有種でね。
日本固有種のモモンガはペットしても飼えないし、野生の子を捕まえるのもダメなのよ。
でも、外来種のアメリカモモンガやフクロモモンガは飼えるよ。
ペットショップで見たことあります!
オイラたちも、ペットとしては飼えないし、捕まえることもできないよ。
特別に動物園などで一時的に飼育されることはあるけれど、野生に返すことが前提とされているよ。
貴重な存在なんですね。
まとめ
見た目 | 滑空距離 | 分布 | 行動 | ペット | |
モモンガ | 小さい | 短い | 世界中 | 集団行動 | 外来種のみ可 |
ムササビ | 大きい | 長い | 日本のみ | 単独行動 | 不可 |
違いがわかって良かった~!
いつかじっくり見てみたいです。
ムササビ
またね!
ありがとうございました!